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心の触れ合い――リハビリテーションの重要性

リハビリテーションとは、病によって日常生活が困難になってしまった人を再び元の生活へと戻すよう患者の手助けをすることです。

病から復帰させるために、運動して身体を元の体調へと修正することや、医師と話合って(カウンセリング)少しずつ精神を落ち浮かせていくのが主なリハビリ内容です。
統合失調症では、心のケアという精神療法であるため急いでしまっては治療にならず、時間をかけてゆっくりとリハビリすることが重要になってきます。
この精神治療では、薬を使用した際に効果が見られなかった病の回復が実感していけると思います。

薬だけで完治してしまう病もありますが、それだけでは治せない病の深い所を治していくのがリハビリテーションなのです。

各々の心に合わせて――リハビリの種類

統合失調症に限らず、精神疾患を発症した患者にはリハビリが施されることになるのですが、リハビリは単純に一つだけで終わりではありません。

精神とは人それぞれで形や大きさも違ってくるので、それに合わせてリハビリも形を考えなくてはいけません。

最終的に社会復帰を目標としているのが、精神疾患のリハビリです。ではリハビリにはどんなものがあるのか確認していきましょう。

周囲と同調できるように――デイケアとは

精神疾患のリハビリとして主力となっているのが、「デイケア」というものです。
デイケアは精神疾患に対するリハビリの一つで、患者が集まったグループで何か活動を行なって通常通りの生活に戻ろうというものです。

病の治療がある程度進むと、病院と自宅を行き来しているだけの生活が嫌になって、家に篭ってしまうことがあります。
そんなことにならないようにこのリハビリで、社会に戻れるよう補助をしていくのです。

昼間に病院や保健所等に行って、同じ病の患者達が集まって何かしらの行動をします。
これにより、人との自然な触れ合いができるようになっていき、社会復帰してからも自然な人間関係を築いていけるようになるのです。
デイケアで行なうことは料理や手芸などの手先を使うことであったり、サッカーや野球等の身体全体を使った行動もできるほか、社会に戻ってからのことも考えて生活技能訓練も受けることができます。

このリハビリで大事なことは患者自身に「自分からやる」という気持ちを芽生えさせることなのです。

未来のことを考えて――共同作業所とは

もう一つのリハビリを行なう場所が「共同作業所」です。
こちらも社会復帰を目指すためのリハビリなのですが、こちらはデイケアのように同じ病の患者が集まってやるのではなく、自分が一人で頑張っていけるようにするためのリハビリです。

社会に出てからは、仲間達と協力していくのも大切ですが、誰かに頼りきりというわけにもいきません。
このリハビリはそんな時に必要な自立心を鍛えるリハビリで、自分一人でも何とかできるという心を持てるようにします。

ここで行なわれることは、簡単な内職や軽作業を行なってみたり自分が作成した製品を商品としてバザーに売り出したりします。
毎日決まった時間に仕事をするので、規則正しい生活に戻っていくこともでき、再び平穏な日常生活へと戻っていくことができるのです。

リハビリで気になる点――対応する健康保険について

ここまでリハビリの内容について説明してきましたが、リハビリは医療として行なわれているので健康保険が適用されるのでしょうか?

デイケアは外来治療と認められているため、健康保険が適用されます。共同作業所は、リハビリとは言え簡単な仕事を行なうので健康保険は適用されないそうです。

病の治療には色々と費用がかかるので、健康保険がもう少し医療現場に普及されていくようになっていくといいですね。

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