障害年金,障害者年金

少しでも助けとなるなら――どんな年金なのか

働くことができなくなった高齢者に向けての年金は、皆さんご存知だと思いますが障害年金というものは聞いたことがあるでしょうか?

正式名称を「心身障害者扶養年金」と呼び、身体や心に障害を持ってしまった人を対象とした年金のことを言います。
障害は仕事をする上でもハンデとなって働く身の不便となるので、就職が中々決まらずに働けない人が大勢います。
それでも生活していくにはお金が必要になってくるので、そんな時に障害年金を支給してもらうよう申請するのです。
少しでも苦しい生活の足しになるのであれば、この年金を活用していきたいですね。

知っておこう――受給条件

国から支給されるお金なので、障害があれば誰でも受給できるというわけでもなく、支給されるには条件に当てはまっていなければいけません。

  • 国に支払う年金(国民年金や厚生年金等)に加入しており、年金を納めている間に何らかが原因で障害を負うことになった。
  • 毎月の支払う保険料を2/3納めている。
  • 医師から状態が障害だと診断され、診断書が発行されている。

いずれかの条件に該当していると障害年金を受給することができます。
ちなみに、保険料を納めていなくても成人前に医師から障害だと診断されたのであれば年金の対象者となります。

精神疾患のような、心の障害であっても障害年金の対象となるので安心して下さい。

知っておこう――障害年金の種類

障害年金も一つだけではなく、いくつか種類に分けられています。国民年金を基に作られた「障害基礎年金」、厚生年金を基に作られた「障害厚生年金」、公務員が納める共済年金を基に作られた「障害共済年金」といったものがあります。

収めている年金が国民年金であれば障害基礎年金、厚生年金を納めているのであれば障害厚生年金というように分けられているのです。
他に「特別障害給付金」というものがあり、これは昔の年金制度で加入が強制ではなかった時に、年金を支払っていなかった人で障害年金の対象であっても年金が支払われることがなかったという問題があったため、それについて裁判が行なわれて作られたものです。
これは一部の対象者だけに支払われるもので、障害年金や年金とは種類が別とされています。

種類別の障害年金は支払われる金額の上限額も変わりますので、よく注意しておきましょう。

知っておこう――支払われる金額の違い

障害年金にも色々な種類があることが分かったと思います。
それでは種類別の金額について確認しておきましょう。

障害年金ごとの金額の差
障害年金名 支払われる金額の計算額
障害基礎年金 ・1級(障害で普段の生活も困難な状態)では「年間792,100円×1.25+子供の数」
・2級(障害で生活に支障が現れる状態)では「年間792,100円+子供の数」
障害厚生年金 ・1級「報酬比例の年金額×1.25+配偶者の加給年金額(年間227,900円)」
・2級「報酬比例の年金額+配偶者の加給年金額(年間227,900円)
・3級(障害で生活に不便を感じる状態)「報酬比例の年金額(最低補償額として年間594,200円)
障害共済年金 ・1級「厚生年金相当額(最低補償額は594.200円)+職域年金相当額×1.25+障害基礎年金1級」
・2級「厚生年金相当額+職域年金相当額×1.0+障害基礎年金2級」
・3級「厚生年金相当額+職域年金相当額×1.0」
・障害一時金「厚生年金相当額+職域年金相当額×2.0」

このようにそれぞれ金額が出される計算式や、使われる費用の種類も違ってきます。
受給する側はこのことをしっかりと確認し、出来る限り自分の助けとなるよう使っていきたいですね。

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